浅葱の姫。

·····少し、ほんの少しだけ

胸が高鳴った。

「話が逸れてるぞ。」

土方様がそう言って

沖田様は話を戻した。

「部屋·····ですか。

確かに原田さんが

襲わない保証もないですしね。」

襲う?

斬られるのかしら?

「私は斬られるかもしれないのですか?」

私は聞いてみた。

「「「·····」」」