浅葱の姫。

「斎藤様!

おはようございます。」

「えぇ。」

真顔でそう言って通り過ぎる。

すると沖田様が通りかかった。

「いつまで

そんな態度をとるつもりです?」

沖田様が斎藤様に聞いた。

「総司は邪魔されているのに

何故何も言わないのです?」

邪魔·····。

私は沖田様にとって

邪魔な存在なんだ·····。