浅葱の姫。

「今日は甘味を食べにゆきましょう。」

そう言って2人で町へ出かける。

最近はこんなことが増えた。

けれど斎藤様との事と

もうひとつ私は

気になっていることがある。

それはあの言葉。

“私は貴方と同じ気持ちですから。”

あれから沖田様は

何も言ってこない。

どうしてだろう。

「こほっ」

「中々咳が収まりませんね。」