浅葱の姫。

「まず、1日待ってもらう。

そして娘は突然死したことにしよう。」

お父様は私の名前を

呼んでくださったことがない。

私を娘と思っていないからだろう。

「多かれ少なかれ

城の中は慌ただしくなる。

その隙に君たち2人は

裏門からこっそり抜け出してくれ。」

私は疑問に思った。

「·····何故、

協力してくださるのですか?」

お父様は少し困ったように微笑んだ。