浅葱の姫。

「本当は·····、

ずっと皆様といたかった。

ここは地獄のようで

苦しいです·····!」

沖田様は抱きしめてくださった。

「よく頑張りましたね。」

これからどうすればいいのだろう。

「将軍様に会いにゆきましょう。」

沖田様は笑顔で言った。

お父様に?

「あなたを自由にします。」

そんなことを言った。

自由·····。