浅葱の姫。

いつもの言葉遣いではなく、

敬語で丁寧な言葉に

私は気づいてしまった。

この人は私の正体に

気がついていたんだ。

きっとずっと前から。

今更気づくなんて

あるわけが無い。

「まさかこんな所に

いらっしゃるとは。

あさ姫様。」

この人は絶対に皆様に仰る。

山南様とはわけが違った。