浅葱の姫。

切腹の時は

声を出せないほど

苦しみもがくという。

きっと声は出せなかっただろう。

だけど山南様は最期に、

沖田様に感謝を伝えれたんだ。

「·····山南様は幸せ者ですね。」

弟のように可愛がった沖田様に

看取られるのはきっと幸せだった。

「っっ━━·····!」

沖田様は泣いた。

沢山。

そして夜になりまたお話を始めた。