浅葱の姫。

沖田様は口を開いた。

「何故·····、

何故、山南さんは

死を選んだのでしょうか。」

きっと私たちには理解できない。

「私にも、分かりません。

でも、介錯を希望通り

沖田様にやっていただけて

嬉しかったのではないでしょうか。」

そこだけは幸せだったかもしれない。

·····幸せであって欲しい。

「笑ってたんです·····。

山南さんは最期、

(ありがとう)って·····!」