「リリスに出会えてなかったら、僕はずっと一人ぼっちだった。今も…誰とも心を通わせることも出来ずに、孤独に彷徨っていたでしょう」
「…」
「リリスに出会えたから、僕は自分の人生に価値を見出だせた。あなたに会って、あなたと共に生きて…初めて、生まれてきて良かったと思えたんです」
こんな命にも、価値があると思えたのは。
それは、リリスが僕の世界に、息を吹き込んでくれたから。
そのお陰で僕は今日も、世界が色づいて見える。
モノクロだった世界に、命が宿ったのだ。
「これまでのことも、これから先、どんなことが起こったとしても。あなたと出会ったことを、後悔したりなんかしない。僕はリリスに出会えて幸せです」
「…ナジュ君…」
「分かりました?」
と聞くと、リリスはしばしポカーンとして。
それから、堪えきれなくなったように笑い出した。
あら、素敵な笑顔。
「ナジュ君たら。よく覚えてるなー」
「リリスとのことなら、何でも覚えてますよ」
「そっかそっかー。もー、ナジュ君好き!」
「えぇ、僕も好きです」
馬鹿みたいだと思うでしょう?
現実でさえない精神世界で、こんな会話を交わして。
ここで何を話そうと、現実でいくら友達を作ろうと、僕の問題は何も解決しない。
犯した罪は消えない。死んで楽になることも出来ない。
相変わらず死ぬことの出来ない日々。死にたがりの日々。死に焦がれる日々。
何も変わらない。
お互いの傷を舐め合い、気を逸らすことで、一時的に現実逃避しているに過ぎない。
本当馬鹿みたいだ。
でも、それでも今、僕は。
「…」
「リリスに出会えたから、僕は自分の人生に価値を見出だせた。あなたに会って、あなたと共に生きて…初めて、生まれてきて良かったと思えたんです」
こんな命にも、価値があると思えたのは。
それは、リリスが僕の世界に、息を吹き込んでくれたから。
そのお陰で僕は今日も、世界が色づいて見える。
モノクロだった世界に、命が宿ったのだ。
「これまでのことも、これから先、どんなことが起こったとしても。あなたと出会ったことを、後悔したりなんかしない。僕はリリスに出会えて幸せです」
「…ナジュ君…」
「分かりました?」
と聞くと、リリスはしばしポカーンとして。
それから、堪えきれなくなったように笑い出した。
あら、素敵な笑顔。
「ナジュ君たら。よく覚えてるなー」
「リリスとのことなら、何でも覚えてますよ」
「そっかそっかー。もー、ナジュ君好き!」
「えぇ、僕も好きです」
馬鹿みたいだと思うでしょう?
現実でさえない精神世界で、こんな会話を交わして。
ここで何を話そうと、現実でいくら友達を作ろうと、僕の問題は何も解決しない。
犯した罪は消えない。死んで楽になることも出来ない。
相変わらず死ぬことの出来ない日々。死にたがりの日々。死に焦がれる日々。
何も変わらない。
お互いの傷を舐め合い、気を逸らすことで、一時的に現実逃避しているに過ぎない。
本当馬鹿みたいだ。
でも、それでも今、僕は。


