「…まぁ、そうだよなー。記憶喪失になっても、ナジュ君って私のことだけは覚えたもんなー」
でしょ?
他のことは忘れても、リリスのことだけは忘れない。
「当たり前ですよ。僕は…リリスの為に生きてるんですから」
「…そっか」
いつだって、僕はそうだった。
誰にも愛されなくて、孤独でいたときも。
あの悲惨な戦場を、駆け回っていたときも。
…リリスが、僕の前から姿を消したときも。
僕はリリスの為に生きていた。ずっと。
「…ねぇ、ナジュ君」
「はい?」
「ナジュ君は、私に会ったこと…後悔してる?」
…はい?
「どうしたんですか、いきなり…」
「ううん…。ふと、そう思ったんだ」
…。
「私に出会わなければ…ナジュ君は、こんな苦しみを背負うことはなかったんだよ。分かってるでしょ?」
それは…。
…そうかもしれませんね。
リリスに出会わなければ、僕は過酷な戦場で、一人取り残されずに済んだ。
リリスに出会わなければ、僕は死という自由を許された。
リリスに出会わなければ、僕は不死身の苦しみを味わうことはなかった。
リリスに、出会わなければ…。
「私が、ナジュ君に重たいもの押し付けちゃった…。私が…一人ぼっちになりたくないが為に」
「…」
「ごめんね。辛いよね…。私の我儘のせいで…。本当にごめ、」
「えい」
「いたぁ!?」
リリスのおでこに、デコピンしてみた。
あ、これはDVではないので。あしからず。
「何するのさ、もー!」
「リリスこそ、何言ってるんですか」
昼間、天音さんにあんな話したものだから。
さては、リリスもちょっとナーバスになってるな?
可愛い人だ。
「僕が後悔することはありませんよ。例えあなたに何をされたとしても」
「…ナジュ君…」
「あなたが、そう言ったんじゃないですか」
忘れたとは言わせませんよ。
あのときリリスに言われたことを、今度は僕が…そっくりそのまま返そう。
でしょ?
他のことは忘れても、リリスのことだけは忘れない。
「当たり前ですよ。僕は…リリスの為に生きてるんですから」
「…そっか」
いつだって、僕はそうだった。
誰にも愛されなくて、孤独でいたときも。
あの悲惨な戦場を、駆け回っていたときも。
…リリスが、僕の前から姿を消したときも。
僕はリリスの為に生きていた。ずっと。
「…ねぇ、ナジュ君」
「はい?」
「ナジュ君は、私に会ったこと…後悔してる?」
…はい?
「どうしたんですか、いきなり…」
「ううん…。ふと、そう思ったんだ」
…。
「私に出会わなければ…ナジュ君は、こんな苦しみを背負うことはなかったんだよ。分かってるでしょ?」
それは…。
…そうかもしれませんね。
リリスに出会わなければ、僕は過酷な戦場で、一人取り残されずに済んだ。
リリスに出会わなければ、僕は死という自由を許された。
リリスに出会わなければ、僕は不死身の苦しみを味わうことはなかった。
リリスに、出会わなければ…。
「私が、ナジュ君に重たいもの押し付けちゃった…。私が…一人ぼっちになりたくないが為に」
「…」
「ごめんね。辛いよね…。私の我儘のせいで…。本当にごめ、」
「えい」
「いたぁ!?」
リリスのおでこに、デコピンしてみた。
あ、これはDVではないので。あしからず。
「何するのさ、もー!」
「リリスこそ、何言ってるんですか」
昼間、天音さんにあんな話したものだから。
さては、リリスもちょっとナーバスになってるな?
可愛い人だ。
「僕が後悔することはありませんよ。例えあなたに何をされたとしても」
「…ナジュ君…」
「あなたが、そう言ったんじゃないですか」
忘れたとは言わせませんよ。
あのときリリスに言われたことを、今度は僕が…そっくりそのまま返そう。


