「…そんな訳だからナジュ君、これから、外に出てどら焼き食べに行かない?」
…は?
…何がどう繋がって、どら焼きの話に?
「…どうしたんですか、いきなり」
「いや、昨日保健室に顔を出した生徒が、『王都の○○駅近くにある和菓子屋さんのどら焼きが美味しい』って言ってて。折角今日お休みだから」
「僕と行くんですか?」
「一人で行くのも寂しいなぁと思って…。ついでに、学院長先生達にもお土産買って帰ろうよ」
学院長って、あんこ食べるのかな。
チョコと生クリームのイメージしかないけど。
「それと、雑貨屋さんにも寄りたいんだよ」
雑貨屋?
「ほら、前に名札を生徒にデコられたでしょ?今度はペンケースを狙われてて…」
と、天音さんは、飾り気のない黒いペンケースを手にした。
「このままじゃ、また生徒の玩具にされちゃうから、いっそ自分でデコレーションしてみようかなって。ナジュ君ならセンス良いし、アドバイスしてもらえないかな」
あぁ、成程…。
じゃ、僕に頼んだのが運の尽きだと、教えなければなりませんね。
「分かりました。では天音さんに似合う…素敵なフェイクスイーツを選ぶとしましょうか」
「え?ちょ、いや、そういうのじゃなくて」
天音さんに似合うって言ったら…なぁ?
生徒の玩具にはされないけど、僕の玩具にはなる。
「じゃあ行きましょうか、天音さん」
「う、うん。出来るだけ、その…格好良いデコレーションにしてね?」
「…」
「え、何で黙るのっ!?」
いや、僕はあくまで。
本人に似合うものを選ぶのがお洒落だと思ってますので。
あなたに似合う…優しいデザインを、選んでみせますよ。
…は?
…何がどう繋がって、どら焼きの話に?
「…どうしたんですか、いきなり」
「いや、昨日保健室に顔を出した生徒が、『王都の○○駅近くにある和菓子屋さんのどら焼きが美味しい』って言ってて。折角今日お休みだから」
「僕と行くんですか?」
「一人で行くのも寂しいなぁと思って…。ついでに、学院長先生達にもお土産買って帰ろうよ」
学院長って、あんこ食べるのかな。
チョコと生クリームのイメージしかないけど。
「それと、雑貨屋さんにも寄りたいんだよ」
雑貨屋?
「ほら、前に名札を生徒にデコられたでしょ?今度はペンケースを狙われてて…」
と、天音さんは、飾り気のない黒いペンケースを手にした。
「このままじゃ、また生徒の玩具にされちゃうから、いっそ自分でデコレーションしてみようかなって。ナジュ君ならセンス良いし、アドバイスしてもらえないかな」
あぁ、成程…。
じゃ、僕に頼んだのが運の尽きだと、教えなければなりませんね。
「分かりました。では天音さんに似合う…素敵なフェイクスイーツを選ぶとしましょうか」
「え?ちょ、いや、そういうのじゃなくて」
天音さんに似合うって言ったら…なぁ?
生徒の玩具にはされないけど、僕の玩具にはなる。
「じゃあ行きましょうか、天音さん」
「う、うん。出来るだけ、その…格好良いデコレーションにしてね?」
「…」
「え、何で黙るのっ!?」
いや、僕はあくまで。
本人に似合うものを選ぶのがお洒落だと思ってますので。
あなたに似合う…優しいデザインを、選んでみせますよ。


