それから、感動的な出会いを果たした僕は…。
…あぁ、それは…。何でなんでしょうね?
リリスの方も、僕と同じく、行き場をなくして彷徨ってるようなものだったみたいで。
別に、僕に会う為にやって来た訳じゃなくて。
何か心を満たしてくれる人がいないか探していたら…僕を見つけた、みたいな。
そういう経緯だったそうです。僕に出会ったのは。
つまり、まさに運命の出会いだったんですね。
運命の赤い糸で結ばれていたって言うか。
出会うべくして出会った二人、と言うか…。
なんて美化して言ってるけど、まぁ、要するに偶然だったんです。
リリスは居場所を求めて、冥界と現世をふらふらしていて。
僕も僕で、自分の居場所がなくて、ふらふら彷徨っていたところを。
丁度行き場のない者同士が、寄り道の途中でばったり出くわした、って感じで…。
とはいえ、あのときは…本当に…。
何て言うか…僕の運命が変わる瞬間だったんですよ。
あの日から今日に至るまでの日々を覚えば、確かに運命変わりまくってますね。
僕も、リリスも。
あのとき僕が、あの公園にいなかったら。
あのときリリスが、あの公園に来なかったら。
きっと運命は、大きく変わっていただろう。
僕はきっと、不死身の身体になることはなかった。
リリスも、肉体を失うことはなかった。
従って…僕のせいで、命を奪われる人もいなかったでしょう。
僕自身も、僕に殺された人も、あんなに辛い運命を辿らずに済んだ。
そう思えば、僕はあの日、リリスに出会わなければ良かった。
それが正しいんでしょう。だから僕があの日リリスに出会ったのは、世界にとっては間違いで。
きっと僕にとっても、その方が良かった。
そうすれば…僕は…今頃、死に焦がれることもなく、さっさとこの世におさらば出来ていたんだろう。
それは、何度も考えた。
一人で死に場所を求めて、放浪の旅を続けていたときも。
今でも、一日に三回は考える。
でも、何度考えても。何回思い直してみても。
何度、あの日に戻れたとしても。
僕はきっと、リリスに会えたことを後悔したりはしない。
どんなに苦しくても、辛くても…あの日リリスに出会えたことだけは、全然後悔しないんです。
不思議ですよね。
とはいえ、考えてみれば仕方ないのかもしれない。
だって僕は…僕にあの日がなかったら。
リリスに出会ったあの日がなかったら、僕は死ぬどころか、生まれてさえいなかった。
あのまま一生生きることもなく、自分が生きていたことさえ分からず、朽ち果てて死んでいったでしょうから。
それって、生きていたと言えるんでしょうか。
心臓は動いていても、血は巡っていても。
心が死んでいたら、それは生きているとは言えない。
あの日僕はリリスに会って、心が生まれた。
だから、リリスに会ったことを後悔したりはしない。例え、どれほど重い罪を背負ったとしても…。
…あぁ、それは…。何でなんでしょうね?
リリスの方も、僕と同じく、行き場をなくして彷徨ってるようなものだったみたいで。
別に、僕に会う為にやって来た訳じゃなくて。
何か心を満たしてくれる人がいないか探していたら…僕を見つけた、みたいな。
そういう経緯だったそうです。僕に出会ったのは。
つまり、まさに運命の出会いだったんですね。
運命の赤い糸で結ばれていたって言うか。
出会うべくして出会った二人、と言うか…。
なんて美化して言ってるけど、まぁ、要するに偶然だったんです。
リリスは居場所を求めて、冥界と現世をふらふらしていて。
僕も僕で、自分の居場所がなくて、ふらふら彷徨っていたところを。
丁度行き場のない者同士が、寄り道の途中でばったり出くわした、って感じで…。
とはいえ、あのときは…本当に…。
何て言うか…僕の運命が変わる瞬間だったんですよ。
あの日から今日に至るまでの日々を覚えば、確かに運命変わりまくってますね。
僕も、リリスも。
あのとき僕が、あの公園にいなかったら。
あのときリリスが、あの公園に来なかったら。
きっと運命は、大きく変わっていただろう。
僕はきっと、不死身の身体になることはなかった。
リリスも、肉体を失うことはなかった。
従って…僕のせいで、命を奪われる人もいなかったでしょう。
僕自身も、僕に殺された人も、あんなに辛い運命を辿らずに済んだ。
そう思えば、僕はあの日、リリスに出会わなければ良かった。
それが正しいんでしょう。だから僕があの日リリスに出会ったのは、世界にとっては間違いで。
きっと僕にとっても、その方が良かった。
そうすれば…僕は…今頃、死に焦がれることもなく、さっさとこの世におさらば出来ていたんだろう。
それは、何度も考えた。
一人で死に場所を求めて、放浪の旅を続けていたときも。
今でも、一日に三回は考える。
でも、何度考えても。何回思い直してみても。
何度、あの日に戻れたとしても。
僕はきっと、リリスに会えたことを後悔したりはしない。
どんなに苦しくても、辛くても…あの日リリスに出会えたことだけは、全然後悔しないんです。
不思議ですよね。
とはいえ、考えてみれば仕方ないのかもしれない。
だって僕は…僕にあの日がなかったら。
リリスに出会ったあの日がなかったら、僕は死ぬどころか、生まれてさえいなかった。
あのまま一生生きることもなく、自分が生きていたことさえ分からず、朽ち果てて死んでいったでしょうから。
それって、生きていたと言えるんでしょうか。
心臓は動いていても、血は巡っていても。
心が死んでいたら、それは生きているとは言えない。
あの日僕はリリスに会って、心が生まれた。
だから、リリスに会ったことを後悔したりはしない。例え、どれほど重い罪を背負ったとしても…。


