しかし。
俺が到着した頃には、時既に遅し…と言うか。
もう、修羅場が勃発していた。
だって、オーネラント宅の玄関先で、シルナが土下座してんだもん。
もうこの時点で、凄まじい修羅場。
しかも、シルナが凄まじい勢いで泣き叫んでいるものだから。
通りすがりのご近所さんが、何事かと通りに出てきていた。
あいつ、マジ何してんの。
「うわぁぁぁぁんごめんなさいごめんなさい!私の為に争わないで!ごめんねぇエヴェリナちゃん!うわぁぁぁん泣かせてごめんねぇぇぇ!」
別に、お前の為に争ってる訳じゃねーだろ、という。
至極真っ当なツッコミは、後にして。
俺は、急いでシルナに駆け寄った。
見てみろ。玄関先で応対していたエヴェリナ母が、仰天して固まっている。
何だか玄関が騒がしいから、何事かと思って出てきてみたら。
何故か、小汚いおっさんが絶叫して号泣しながら、懇親の土下座を披露。
そりゃ目が点にもなるわ。
俺だって、他人だったらぎょっとして逃げるもん。
しかし俺は他人ではないので、どうしても関わり合いにならなければならない。
「ちょ、シルナ馬鹿、何やってんだ!」
オーネラント家とご近所様に、大迷惑だろうが。
そう思って、シルナに駆け寄ったのだが。
「絶対にぃぃ!絶対にエヴェリナちゃんを、りっ、立派な子に育ててみせるから!お願いだから学校やめるなんて言わないでぇぇぇ!お願いぃぃぃぃ!うわぁぁぁん!」
イーニシュフェルト魔導学院学院長、錯乱。
しかしこれは、シルナの魂の叫びでもある。
「どっか行かないでぇぇぇ!帰ってきてよぅ!お願いだからぁぁ!ぴぇぇぇん!やめないでやめないでやめないで!」
こえぇよ。
「ちょ、馬鹿シルナ!人様の家の前で何やってんだ!」
俺は、ようやくシルナにしがみつき、何とか立たせようとするも。
このおっさん、涙と鼻水と涎まみれで、顔ぐっちゃぐちゃ。
グロ画像レベル。
顔全体にモザイクかけなきゃ、お茶の間にお見せ出来ない。
それなのに、モザイク処理もなしに、このグロ画像を見せられている俺やエヴェリナ母は。
それはもう絶句して、言葉が出なかった。
キモいとかそういう次元を通り越してもう、あれだよ…。
…ヤバい。
「帰ってきてぇぇぇ!帰ってきてよぉぉぉぉぉ!うぇぇぇぇん!ぴぇぇぇぇん!」
言ってることとやってることが、お菓子買って欲しい幼児並み。
それを、良い歳したおっさんがやってるんだから。
想像してみ?それだけで気持ち悪いだろ?
実際見せられてる俺達は、もっとヤバいから。
今だけ眼球取り外したい。
「エヴェリナちゃぁぁぁん!ぴぇぇぇぇん!」
「ちょっ…シルナ!いい加減に…」
と、俺がシルナを止めようとすると。
絶句する、エヴェリナ母の後ろから。
「なぁ、もう、やめにしよう」
え、何を?シルナの人生を?
と思って顔を上げると、そこには。
泣きべそをかいたエヴェリナ本人と、そのエヴェリナに付き添った、エヴェリナ父の姿があった。
俺が到着した頃には、時既に遅し…と言うか。
もう、修羅場が勃発していた。
だって、オーネラント宅の玄関先で、シルナが土下座してんだもん。
もうこの時点で、凄まじい修羅場。
しかも、シルナが凄まじい勢いで泣き叫んでいるものだから。
通りすがりのご近所さんが、何事かと通りに出てきていた。
あいつ、マジ何してんの。
「うわぁぁぁぁんごめんなさいごめんなさい!私の為に争わないで!ごめんねぇエヴェリナちゃん!うわぁぁぁん泣かせてごめんねぇぇぇ!」
別に、お前の為に争ってる訳じゃねーだろ、という。
至極真っ当なツッコミは、後にして。
俺は、急いでシルナに駆け寄った。
見てみろ。玄関先で応対していたエヴェリナ母が、仰天して固まっている。
何だか玄関が騒がしいから、何事かと思って出てきてみたら。
何故か、小汚いおっさんが絶叫して号泣しながら、懇親の土下座を披露。
そりゃ目が点にもなるわ。
俺だって、他人だったらぎょっとして逃げるもん。
しかし俺は他人ではないので、どうしても関わり合いにならなければならない。
「ちょ、シルナ馬鹿、何やってんだ!」
オーネラント家とご近所様に、大迷惑だろうが。
そう思って、シルナに駆け寄ったのだが。
「絶対にぃぃ!絶対にエヴェリナちゃんを、りっ、立派な子に育ててみせるから!お願いだから学校やめるなんて言わないでぇぇぇ!お願いぃぃぃぃ!うわぁぁぁん!」
イーニシュフェルト魔導学院学院長、錯乱。
しかしこれは、シルナの魂の叫びでもある。
「どっか行かないでぇぇぇ!帰ってきてよぅ!お願いだからぁぁ!ぴぇぇぇん!やめないでやめないでやめないで!」
こえぇよ。
「ちょ、馬鹿シルナ!人様の家の前で何やってんだ!」
俺は、ようやくシルナにしがみつき、何とか立たせようとするも。
このおっさん、涙と鼻水と涎まみれで、顔ぐっちゃぐちゃ。
グロ画像レベル。
顔全体にモザイクかけなきゃ、お茶の間にお見せ出来ない。
それなのに、モザイク処理もなしに、このグロ画像を見せられている俺やエヴェリナ母は。
それはもう絶句して、言葉が出なかった。
キモいとかそういう次元を通り越してもう、あれだよ…。
…ヤバい。
「帰ってきてぇぇぇ!帰ってきてよぉぉぉぉぉ!うぇぇぇぇん!ぴぇぇぇぇん!」
言ってることとやってることが、お菓子買って欲しい幼児並み。
それを、良い歳したおっさんがやってるんだから。
想像してみ?それだけで気持ち悪いだろ?
実際見せられてる俺達は、もっとヤバいから。
今だけ眼球取り外したい。
「エヴェリナちゃぁぁぁん!ぴぇぇぇぇん!」
「ちょっ…シルナ!いい加減に…」
と、俺がシルナを止めようとすると。
絶句する、エヴェリナ母の後ろから。
「なぁ、もう、やめにしよう」
え、何を?シルナの人生を?
と思って顔を上げると、そこには。
泣きべそをかいたエヴェリナ本人と、そのエヴェリナに付き添った、エヴェリナ父の姿があった。


