「全く。君達は本当、優しくないね。僕に優しさを教えてくれるんでしょ?」
ピンク小人は、偉そうな口ぶりで言った。
「自分達から志願したんじゃないか。僕に『優しさ』を教えてくれるって」
「優しさを教えるとは言いましたけど、我儘に付き合うとは言ってませんよ」
よく言った、ナジュ。
その通りだ。
しかし、ピンク小人は素知らぬ顔。
「こんな調子じゃあ、七日後には二人共死んでるね〜。茨の毒が回ってお陀仏だ」
「…」
この野郎…。
こちらの弱みを握ってるからって…。
「それが嫌なら、もっと僕に優しくすることだね」
「…良いでしょう、分かりましたよ」
と、ナジュが答えた。
「天音さんを巻き込む訳にはいきませんからね。ちゃんと優しくしてあげますよ…。何が望みなんですか?」
「ぼ、僕も…頑張るよ。ナジュさん一人にやらせる訳にはいかないし、七日間の辛抱だし…」
天音も、ナジュに同意。
二人共偉い。偉過ぎる。
俺なら、とっくに匙を投げてるところだ。
「よーし、そうだな…。じゃ、まずは夕食に、フレンチのフルコースをお願いしようかな」
「…」
「…やっぱり僕、前言撤回しても良いですか?」
ナジュよ。その気持ちは痛いほどよく分かる。
だが、契約の指輪が結ばれている以上…前言撤回は不可能だ。
「…やれやれ、ご愁傷様ですね」
イレースは、他人事のようにそう呟くのだった。
ピンク小人は、偉そうな口ぶりで言った。
「自分達から志願したんじゃないか。僕に『優しさ』を教えてくれるって」
「優しさを教えるとは言いましたけど、我儘に付き合うとは言ってませんよ」
よく言った、ナジュ。
その通りだ。
しかし、ピンク小人は素知らぬ顔。
「こんな調子じゃあ、七日後には二人共死んでるね〜。茨の毒が回ってお陀仏だ」
「…」
この野郎…。
こちらの弱みを握ってるからって…。
「それが嫌なら、もっと僕に優しくすることだね」
「…良いでしょう、分かりましたよ」
と、ナジュが答えた。
「天音さんを巻き込む訳にはいきませんからね。ちゃんと優しくしてあげますよ…。何が望みなんですか?」
「ぼ、僕も…頑張るよ。ナジュさん一人にやらせる訳にはいかないし、七日間の辛抱だし…」
天音も、ナジュに同意。
二人共偉い。偉過ぎる。
俺なら、とっくに匙を投げてるところだ。
「よーし、そうだな…。じゃ、まずは夕食に、フレンチのフルコースをお願いしようかな」
「…」
「…やっぱり僕、前言撤回しても良いですか?」
ナジュよ。その気持ちは痛いほどよく分かる。
だが、契約の指輪が結ばれている以上…前言撤回は不可能だ。
「…やれやれ、ご愁傷様ですね」
イレースは、他人事のようにそう呟くのだった。

