神殺しのクロノスタシスⅣ

――――――…『白雪姫と七人の小人』から出てきた、赤い小人と契約してから、今日で五日目。

私の怒りゲージは、もう既に、臨界点を突破しつつあった。

叶うならば今すぐに、あの人の神経を逆撫でする天才である小人を、引き裂いてやりたいくらいに。




それなのに。





「いや〜、君は優秀だなー。まさか五日間で、こんなに溜まるとは」

怒りの小人は、赤い液体で満たされた小瓶を、満足げに揺らしながらそう言った。