怒り、悲しみの小人と、クュルナとエリュティアがそれぞれ契約してから、今日で三日目。
俺は、数々の不幸に見舞われるようになっていた。
「髪に絡まってるよ、ガム」
「陰湿ないじめだねー」
「…別にいじめではないけど…」
頭の後ろに手を回してみると、ガムのベタベタが髪に貼り付いていた。
気持ち悪っ…。
無視していようと思ったけど、さすがに無視出来ない。
「あぁ…。あぁぁ〜…羽久…大丈夫?」
シルナが、あわあわしながら聞いてきた。
「大丈夫ではないだろ…」
一昨日、昨日と、こんなことばかりだ。
いや、日に日に酷くなっている。
「羽久、足元汚れてるよ」
令月が、俺の足元を眺めながら呟いた。
そうだよ。知ってる。
「さっき歩いてたら、突き飛ばされて水溜りに足突っ込んだんだよ」
「背中も汚れてるよ」
「さっき外で、泥団子が飛んできた」
もう、いっそコントなんじゃないかと思うよな。
不運とか、そういう次元を越えてるよ。
「可哀想だねー。ガム、俺の糸で取ってあげるよ」
「おぉ…ありがとう」
すぐりが得意の糸魔法を使って、俺の髪の毛にへばりついたガムを、こそげ取ってくれた。
ありがとう。
これで、少しはベタベタが何とかなるだろう。
「元気出して、羽久…!ほら、これ。私の秘蔵のチョコあげるから」
シルナが、お宝のチョコレートをくれた。
「あぁ、ありがとう…」
有り難くチョコレートを受け取って、口に放り込む。
が。
「…!?」
甘いはずのチョコレートは、何故か一口噛むなり、信じられない苦味を感じた。
漢方薬みたいな味がする。何だこれ?
「げほっ…がはっ…」
「え、だ、大丈夫!?」
「にっが…!何だこれ…!?」
一体、何が仕込まれてるんだ?
更に、俺の不幸はこれだけに留まらない。
俺は、数々の不幸に見舞われるようになっていた。
「髪に絡まってるよ、ガム」
「陰湿ないじめだねー」
「…別にいじめではないけど…」
頭の後ろに手を回してみると、ガムのベタベタが髪に貼り付いていた。
気持ち悪っ…。
無視していようと思ったけど、さすがに無視出来ない。
「あぁ…。あぁぁ〜…羽久…大丈夫?」
シルナが、あわあわしながら聞いてきた。
「大丈夫ではないだろ…」
一昨日、昨日と、こんなことばかりだ。
いや、日に日に酷くなっている。
「羽久、足元汚れてるよ」
令月が、俺の足元を眺めながら呟いた。
そうだよ。知ってる。
「さっき歩いてたら、突き飛ばされて水溜りに足突っ込んだんだよ」
「背中も汚れてるよ」
「さっき外で、泥団子が飛んできた」
もう、いっそコントなんじゃないかと思うよな。
不運とか、そういう次元を越えてるよ。
「可哀想だねー。ガム、俺の糸で取ってあげるよ」
「おぉ…ありがとう」
すぐりが得意の糸魔法を使って、俺の髪の毛にへばりついたガムを、こそげ取ってくれた。
ありがとう。
これで、少しはベタベタが何とかなるだろう。
「元気出して、羽久…!ほら、これ。私の秘蔵のチョコあげるから」
シルナが、お宝のチョコレートをくれた。
「あぁ、ありがとう…」
有り難くチョコレートを受け取って、口に放り込む。
が。
「…!?」
甘いはずのチョコレートは、何故か一口噛むなり、信じられない苦味を感じた。
漢方薬みたいな味がする。何だこれ?
「げほっ…がはっ…」
「え、だ、大丈夫!?」
「にっが…!何だこれ…!?」
一体、何が仕込まれてるんだ?
更に、俺の不幸はこれだけに留まらない。


