次に、結婚式に欠かせないのは、食べ物関連だ。
小人からも要求があった、大きなウェディングケーキを始め。
招待客にも、食事を振る舞わなければならない。
これも相当困った。
何せ、予約もなしに、数日以内に巨大なウェディングケーキを用意しろと言われて、出来る店があるのか。
招待客の食事もそうだ。いきなり用意しろと言われても、それは無理な話。
だが、何度も言うように、これはただの結婚式ではない。
人命が懸かっているのだ。
そこで、イレースが片っ端から、王都にある高級料理店に連絡を取った。
金はいくらでも出すから、とにかく急いでくれ、と。
その中でようやく一軒、引き受けてくれる店を見つけた。
見つけたって言うか、半ば脅しだった。
だってイレース、「は?出来ない?前例がない…?それでも商売人ですか?出来る出来ないじゃない。やるんです」とか言ってたもん。
完全に脅しだ。
招待客への食事は、これで何とかなった。
問題は、ウェディングケーキだ。
こればかりは、もういっそ自分達で作るしかないか、と無謀なことを考えたが。
しかし、ここで役に立ったのがシルナだった。
「お菓子のことなら…お菓子に関することなら…私に一任して欲しい」
と、謎に真剣な顔で宣言したシルナは。
懇意にしている菓子屋に連絡し、一発で了承を取り付けた。
さすがの貫禄だった。
今日ほど、シルナの激甘党を有り難く思ったことはなかった。
まさか、こんなところでシルナの甘党が役に立つとはなぁ。
人生、分からないものだ。
多分、もう二度とこんな機会はないと思われる。
他にも結婚式に必要なものは、諸々あるが。
細かいものは、何とか結婚式場が貸してくれるという約束を取り付け。
準備を始めてから、およそ三日で全ての支度を整え。
あの理不尽なオレンジ小人との契約から四日後、俺達は異例のスピード結婚、ならぬスピード結婚式の日を迎えることとなった。
全く、この慌ただしさ。
この時点で、ちっともメルヘンの欠片もない。
小人からも要求があった、大きなウェディングケーキを始め。
招待客にも、食事を振る舞わなければならない。
これも相当困った。
何せ、予約もなしに、数日以内に巨大なウェディングケーキを用意しろと言われて、出来る店があるのか。
招待客の食事もそうだ。いきなり用意しろと言われても、それは無理な話。
だが、何度も言うように、これはただの結婚式ではない。
人命が懸かっているのだ。
そこで、イレースが片っ端から、王都にある高級料理店に連絡を取った。
金はいくらでも出すから、とにかく急いでくれ、と。
その中でようやく一軒、引き受けてくれる店を見つけた。
見つけたって言うか、半ば脅しだった。
だってイレース、「は?出来ない?前例がない…?それでも商売人ですか?出来る出来ないじゃない。やるんです」とか言ってたもん。
完全に脅しだ。
招待客への食事は、これで何とかなった。
問題は、ウェディングケーキだ。
こればかりは、もういっそ自分達で作るしかないか、と無謀なことを考えたが。
しかし、ここで役に立ったのがシルナだった。
「お菓子のことなら…お菓子に関することなら…私に一任して欲しい」
と、謎に真剣な顔で宣言したシルナは。
懇意にしている菓子屋に連絡し、一発で了承を取り付けた。
さすがの貫禄だった。
今日ほど、シルナの激甘党を有り難く思ったことはなかった。
まさか、こんなところでシルナの甘党が役に立つとはなぁ。
人生、分からないものだ。
多分、もう二度とこんな機会はないと思われる。
他にも結婚式に必要なものは、諸々あるが。
細かいものは、何とか結婚式場が貸してくれるという約束を取り付け。
準備を始めてから、およそ三日で全ての支度を整え。
あの理不尽なオレンジ小人との契約から四日後、俺達は異例のスピード結婚、ならぬスピード結婚式の日を迎えることとなった。
全く、この慌ただしさ。
この時点で、ちっともメルヘンの欠片もない。


