結果。
チェンジが叶わなかったジュリスとベリクリーデは、突然、今週中に結婚式を挙げることになった。
これで二人の指に茨の指輪がなければ、純粋に祝福出来たんだけどなぁ。
しかし、一口に結婚式を挙げると言っても、大変である。
まぁ、それはそうだ。
普通の結婚式だって、やると決めてすぐに行えるものではないからな。
何ヶ月も前から用意して、様々な招待客を呼んで、準備と段取りを整えて、ようやく行えるのだ。
しかし、今回は悠長に仕度をしている暇はない。
あのオレンジ小人、色々と結婚式に注文をつけてくる割には、与える時間はたった七日間しかないのだ。
しかも、一度目の挑戦で満足してくれれば良いが。
あんなに注文が多いのだ。「あれが足りない」とか「これが不充分」だとか言って、難癖をつけてくる可能性もある。
たった七日間では、到底足りない。
それでも、やらなければならない。
ジュリスと、ベリクリーデの為に。
そこで俺達は、ありとあらゆるツテを辿って、最速で、最高の結婚式を執り行う準備をした。
まずは、会場の用意だ。
ウェディングベルのある教会で、とか何とか言っていたので。
シュニィに頼んで、王都にある、該当する結婚式場に片っ端から連絡し。
何とか、空いている時間に滑り込ませてもらった。
ちなみに、シュニィに頼んだとき、「ジュリスとベリクリーデが結婚式することになった」と言ったら。
シュニィは、二十秒くらい固まっていた。
「言っとくけど、『白雪姫と七人の小人』に強制されて仕方なく、だからな」と念押しして初めて、
「あっ、そうか。そうですよね、はい」と、納得していた。
何を勘違いしていたのだろうか。多分聞かない方が良い。
ジュリスの名誉の為に。
で、次に、衣装の準備。
これは、ルシェリート夫妻が結婚式を挙げたとき使った衣装を、貸してもらうことになった。
微妙にサイズが違うが、そこは当日までに手直しするということで。
その他、結婚式に使う小物なんかは、ルシェリート夫妻から借り受ける。
マジで、結婚式の先輩がいて助かった。
しかし、借り物ではどうにもならないものもある。
と、言うのも。
「僕は華やかな結婚式が良いんだ。花とリボンに囲まれた、ロマンチックな結婚式だよ」
だとか何とか、平気な顔をして抜かす小人の為に。
俺達は、大量の生花を、当日までに調達することになった。
え、リボンはどうするのかって?
「リボン?俺が当日、糸魔法で作るよ」
という、すぐりの有り難過ぎる鶴の一言で解決した。
すぐり、これが終わったらお前には、いちご大福を死ぬほどプレゼントしてやるからな。
しかし、花だけはどうにもならないので。
イーニシュフェルト魔導学院教員一同と、聖魔騎士団魔導部隊大隊長総出で、王都各地にある花屋を手当り次第訪ね。
とにかく、買えるだけの花を買ってきた。
この時点で莫大な費用が発生している上に、小人に支払わせることも出来ないので、この費用は誰が負担するんだって話だが。
人命が懸かっている以上、背に腹は代えられなかった。
チェンジが叶わなかったジュリスとベリクリーデは、突然、今週中に結婚式を挙げることになった。
これで二人の指に茨の指輪がなければ、純粋に祝福出来たんだけどなぁ。
しかし、一口に結婚式を挙げると言っても、大変である。
まぁ、それはそうだ。
普通の結婚式だって、やると決めてすぐに行えるものではないからな。
何ヶ月も前から用意して、様々な招待客を呼んで、準備と段取りを整えて、ようやく行えるのだ。
しかし、今回は悠長に仕度をしている暇はない。
あのオレンジ小人、色々と結婚式に注文をつけてくる割には、与える時間はたった七日間しかないのだ。
しかも、一度目の挑戦で満足してくれれば良いが。
あんなに注文が多いのだ。「あれが足りない」とか「これが不充分」だとか言って、難癖をつけてくる可能性もある。
たった七日間では、到底足りない。
それでも、やらなければならない。
ジュリスと、ベリクリーデの為に。
そこで俺達は、ありとあらゆるツテを辿って、最速で、最高の結婚式を執り行う準備をした。
まずは、会場の用意だ。
ウェディングベルのある教会で、とか何とか言っていたので。
シュニィに頼んで、王都にある、該当する結婚式場に片っ端から連絡し。
何とか、空いている時間に滑り込ませてもらった。
ちなみに、シュニィに頼んだとき、「ジュリスとベリクリーデが結婚式することになった」と言ったら。
シュニィは、二十秒くらい固まっていた。
「言っとくけど、『白雪姫と七人の小人』に強制されて仕方なく、だからな」と念押しして初めて、
「あっ、そうか。そうですよね、はい」と、納得していた。
何を勘違いしていたのだろうか。多分聞かない方が良い。
ジュリスの名誉の為に。
で、次に、衣装の準備。
これは、ルシェリート夫妻が結婚式を挙げたとき使った衣装を、貸してもらうことになった。
微妙にサイズが違うが、そこは当日までに手直しするということで。
その他、結婚式に使う小物なんかは、ルシェリート夫妻から借り受ける。
マジで、結婚式の先輩がいて助かった。
しかし、借り物ではどうにもならないものもある。
と、言うのも。
「僕は華やかな結婚式が良いんだ。花とリボンに囲まれた、ロマンチックな結婚式だよ」
だとか何とか、平気な顔をして抜かす小人の為に。
俺達は、大量の生花を、当日までに調達することになった。
え、リボンはどうするのかって?
「リボン?俺が当日、糸魔法で作るよ」
という、すぐりの有り難過ぎる鶴の一言で解決した。
すぐり、これが終わったらお前には、いちご大福を死ぬほどプレゼントしてやるからな。
しかし、花だけはどうにもならないので。
イーニシュフェルト魔導学院教員一同と、聖魔騎士団魔導部隊大隊長総出で、王都各地にある花屋を手当り次第訪ね。
とにかく、買えるだけの花を買ってきた。
この時点で莫大な費用が発生している上に、小人に支払わせることも出来ないので、この費用は誰が負担するんだって話だが。
人命が懸かっている以上、背に腹は代えられなかった。


