「ナジュせんせー。これ、どっか違うところに埋めてきて良い?」
学院の敷地内なら、何処でも良いんじゃない?
と、思ったが。
「どうなんでしょうね?それ、僕達が勝手に決めて良いことなんでしょうか」
んん?
「だって、ここって元々は、イーニシュフェルトの里があった場所なんでしょう?」
あ、そういえば。
ナジュせんせーに言われて思い出したよ。
「そーいえば、そーだね」
ここって昔は、イーニシュフェルトの里だったんだよね。
つまり、学院長せんせーの生まれ故郷。
そこに棺が埋めてあるってことは…。
「学院長の知り合いの人なのかな?」
「その可能性はあるねー」
知り合いじゃなくても、里の人だったのかも。
もしかして、例の族長の棺だったりして。
だとしたら、その上に普通に座ってるナジュせんせーって、めちゃくちゃ罰当たりだよね。
「でも、そんな大昔の棺が、こんなに綺麗な形で残ってるとは…とても…」
「分かりませんよ?イーニシュフェルトの里の技術って、今の技術とは違うらしいですし」
確かに。
まぁ、いずれにしても。
「俺達だけで、勝手に決めるのは不味いかもってことだね」
「そうですね」
「学院長のとこに行って、これどうしたら良いのか聞いてこよう」
と、いうことで。
俺と『八千代』とナジュせんせーは、棺桶を持って、学院長室に行くことにした。
…あ、ツキナは落ち着いてきたので、先に学生寮に戻ってもらった。
ちゃんと、あとは「俺に」任せて安心してね、って言っといたから。へーきへーき。
学院の敷地内なら、何処でも良いんじゃない?
と、思ったが。
「どうなんでしょうね?それ、僕達が勝手に決めて良いことなんでしょうか」
んん?
「だって、ここって元々は、イーニシュフェルトの里があった場所なんでしょう?」
あ、そういえば。
ナジュせんせーに言われて思い出したよ。
「そーいえば、そーだね」
ここって昔は、イーニシュフェルトの里だったんだよね。
つまり、学院長せんせーの生まれ故郷。
そこに棺が埋めてあるってことは…。
「学院長の知り合いの人なのかな?」
「その可能性はあるねー」
知り合いじゃなくても、里の人だったのかも。
もしかして、例の族長の棺だったりして。
だとしたら、その上に普通に座ってるナジュせんせーって、めちゃくちゃ罰当たりだよね。
「でも、そんな大昔の棺が、こんなに綺麗な形で残ってるとは…とても…」
「分かりませんよ?イーニシュフェルトの里の技術って、今の技術とは違うらしいですし」
確かに。
まぁ、いずれにしても。
「俺達だけで、勝手に決めるのは不味いかもってことだね」
「そうですね」
「学院長のとこに行って、これどうしたら良いのか聞いてこよう」
と、いうことで。
俺と『八千代』とナジュせんせーは、棺桶を持って、学院長室に行くことにした。
…あ、ツキナは落ち着いてきたので、先に学生寮に戻ってもらった。
ちゃんと、あとは「俺に」任せて安心してね、って言っといたから。へーきへーき。


