「…」
部屋の中の異様なチョコ、そして頭の中お花畑なシルナを見て。
耐えられないと思ったのか、くるりと踵を返すイレース。
を、シルナがガシッ、と腕を掴むことで止めた。
「離しなさい、セクハラです」
「ちょっとイレースちゃん!?何処行くの!?まだ夢のモーニングチョコタイムは終わってないよ!?」
頭ハッピーチョコタイムの間違いだろ。
「天音さーん。大丈夫です?」
「う、うん…。ちょっと…あまりの匂いに、気分が…ちょっと…おえっ」
チョコレートの匂いに酔ったのか、青ざめた顔で蹲る天音を、ナジュが介抱していた。
気の毒に。ごめんな天音。
「どうしたの皆!?様子がおかしいよ!」
それはお前だろ。
「何を考えてるんだお前は?朝から呼びつけて何なんだ?何がしたいんだよ!?」
「えっ、ちょ、羽久何でそんな怒るの!?」
怒るわ。
天音が気分悪くして、嘔吐いてるじゃないか。
「むぐむぐ。匂いはともかく、味は普通に美味しいよ」
「ちょっと甘過ぎるけどねー」
「お前ら…いつの間に…?」
気がつくと、部屋の中に令月とすぐりがいて。
二人して、テーブルの上のチョコ菓子を摘んでいた。
いつ現れたんだあいつらは?全く気配を感じなかったぞ?
あぁ、もう頭いてぇ。
…とりあえず、最初にやるべきことは。
「…換気だ!!」
「あぁっ!夢のチョコレートスイートルームがっ!!」
そんなスイートルームは御免だ。
部屋の中の異様なチョコ、そして頭の中お花畑なシルナを見て。
耐えられないと思ったのか、くるりと踵を返すイレース。
を、シルナがガシッ、と腕を掴むことで止めた。
「離しなさい、セクハラです」
「ちょっとイレースちゃん!?何処行くの!?まだ夢のモーニングチョコタイムは終わってないよ!?」
頭ハッピーチョコタイムの間違いだろ。
「天音さーん。大丈夫です?」
「う、うん…。ちょっと…あまりの匂いに、気分が…ちょっと…おえっ」
チョコレートの匂いに酔ったのか、青ざめた顔で蹲る天音を、ナジュが介抱していた。
気の毒に。ごめんな天音。
「どうしたの皆!?様子がおかしいよ!」
それはお前だろ。
「何を考えてるんだお前は?朝から呼びつけて何なんだ?何がしたいんだよ!?」
「えっ、ちょ、羽久何でそんな怒るの!?」
怒るわ。
天音が気分悪くして、嘔吐いてるじゃないか。
「むぐむぐ。匂いはともかく、味は普通に美味しいよ」
「ちょっと甘過ぎるけどねー」
「お前ら…いつの間に…?」
気がつくと、部屋の中に令月とすぐりがいて。
二人して、テーブルの上のチョコ菓子を摘んでいた。
いつ現れたんだあいつらは?全く気配を感じなかったぞ?
あぁ、もう頭いてぇ。
…とりあえず、最初にやるべきことは。
「…換気だ!!」
「あぁっ!夢のチョコレートスイートルームがっ!!」
そんなスイートルームは御免だ。


