そ、それはそれとして。
「その…学院長先生…」
「あわわわ、可哀想…。可哀想だからもう下ろしてあげて?ね?私に免じて」
学院長先生は私の呼びかけに気づかず、拷問官を止めようとした。
しかし。
「学院長程度で免罪符になると思ったら、大きな間違いです」
「その通りだ。今まで、こいつらの悪事を随分大目に見てやってたが…今回はもう、堪忍袋の緒が切れた」
拷問官イレースさんと羽久さんは、この辛辣な返事。
あ、悪事って…。
「危険だと分かってて、勝手に異次元世界に行きやがって…。帰ってこれたから良かったようなものの、帰ってこられなかったらどうするつもりだったんだ!?」
…とても怒られてますね。
まぁ、でも…気持ちは分からなくもない、かもしれない。
私だって、危ないから行っちゃ駄目、と言った場所にアイナが勝手に行ってしまったら…。
それは当然怒るし、それ以上に心配で心配で、何も手につかなくなるだろうから。
…かと言って、宙吊りにはしませんけど。
しかし、羽久さんに説教されている二人は。
「大丈夫だよ。『アメノミコト』本部に侵入するよりは、全然楽だったし」
「だよね〜。まー何とかなるって思ってたし。実際何とかなったし〜」
…全く反省している様子はないですね。
成程、羽久さんとイレースさんが怒る理由も、何となく分かります。
何とかなるの精神で動くのは、良くないと思います。
そんな、大人を舐めきった態度の二人を見て。
拷問官羽久さんとイレースさんは。
「…おいイレース。あと500回追加だ」
「分かりました」
あぁ…終わらない拷問…。
「あはは。ウケる〜」
ナジュさん。ウケている場合ではありません。
「あわわ〜…可哀想…」
「せ、せめてインターバルを…ちょっと休憩を挟んでから…」
学院長先生と天音さんは、二人に慈悲をかけようとしていたが。
「いっそお前ら、このまま永遠に宙吊りにしておいてやろうか」
「それは良い考えです。授業なら、宙吊り状態でも受けられますからね」
とんでもないことを考えている拷問官殿。
宙吊りで、授業は受けられません。
どうしたら良いんでしょう。部外者である私が口を挟むのは、差し出がましいでしょうか…。
でも、これ以上は見るに堪えない…と言いますか。
それよりも、このお二人も無事に帰還なさったのなら。
異次元世界がどんな様子だったか、聞きたいことがあるんですが…。
でも、下手に口を出したら、私も三人目の受刑者になりかねない…。
どう声をかけたら良いものか、と思っていたら。
「その…学院長先生…」
「あわわわ、可哀想…。可哀想だからもう下ろしてあげて?ね?私に免じて」
学院長先生は私の呼びかけに気づかず、拷問官を止めようとした。
しかし。
「学院長程度で免罪符になると思ったら、大きな間違いです」
「その通りだ。今まで、こいつらの悪事を随分大目に見てやってたが…今回はもう、堪忍袋の緒が切れた」
拷問官イレースさんと羽久さんは、この辛辣な返事。
あ、悪事って…。
「危険だと分かってて、勝手に異次元世界に行きやがって…。帰ってこれたから良かったようなものの、帰ってこられなかったらどうするつもりだったんだ!?」
…とても怒られてますね。
まぁ、でも…気持ちは分からなくもない、かもしれない。
私だって、危ないから行っちゃ駄目、と言った場所にアイナが勝手に行ってしまったら…。
それは当然怒るし、それ以上に心配で心配で、何も手につかなくなるだろうから。
…かと言って、宙吊りにはしませんけど。
しかし、羽久さんに説教されている二人は。
「大丈夫だよ。『アメノミコト』本部に侵入するよりは、全然楽だったし」
「だよね〜。まー何とかなるって思ってたし。実際何とかなったし〜」
…全く反省している様子はないですね。
成程、羽久さんとイレースさんが怒る理由も、何となく分かります。
何とかなるの精神で動くのは、良くないと思います。
そんな、大人を舐めきった態度の二人を見て。
拷問官羽久さんとイレースさんは。
「…おいイレース。あと500回追加だ」
「分かりました」
あぁ…終わらない拷問…。
「あはは。ウケる〜」
ナジュさん。ウケている場合ではありません。
「あわわ〜…可哀想…」
「せ、せめてインターバルを…ちょっと休憩を挟んでから…」
学院長先生と天音さんは、二人に慈悲をかけようとしていたが。
「いっそお前ら、このまま永遠に宙吊りにしておいてやろうか」
「それは良い考えです。授業なら、宙吊り状態でも受けられますからね」
とんでもないことを考えている拷問官殿。
宙吊りで、授業は受けられません。
どうしたら良いんでしょう。部外者である私が口を挟むのは、差し出がましいでしょうか…。
でも、これ以上は見るに堪えない…と言いますか。
それよりも、このお二人も無事に帰還なさったのなら。
異次元世界がどんな様子だったか、聞きたいことがあるんですが…。
でも、下手に口を出したら、私も三人目の受刑者になりかねない…。
どう声をかけたら良いものか、と思っていたら。


