…次に目が覚めたとき。
そこは、イーニシュフェルト魔導学院の
医務室だった。
僕は、そこに寝かされていた。
「あ、おはよう。起きた?」
「…天音せんせー…」
白衣を着た天音せんせーが、俺の記憶にある通りの笑顔でこちらを見ていた。
…。
「大丈夫?具合は。頭、まだ痛い?」
頭、と言われて初めて。
後頭部が、ズキンと傷んだ。
全く身に覚えはないけど、怪我してる…のか?
誰だ?『八千代』が僕を昏倒させる為に殴ったのか?
でも、『八千代』は毒を使って僕を気絶させたはず。
じゃあ、他に誰が…。
「不運だったね。まさか…園芸部の部長さんが振り上げた鍬がすっぽ抜けて、思いっきり君の頭に直撃するとは」
「…」
「…やっぱり痛い?大丈夫?」
「…へーき…」
…何をやってるのさ、ツキナは…。
君は鍬を持っちゃいけない人なんだって。
まぁいーや。ツキナなら許す。
それよりも。
「…ねぇ、天音せんせー」
「うん?何?」
「…『玉響』は…どうしてる?」
俺は、何気ない振りをして尋ねた。
すると、天音せんせーは。
「『玉響』君は、気絶した君をここまで運んできてくれたよ。さっきまでここにいたんだけど…今は、園芸部の方に帰ってる」
「…そーなんだ…」
…やっぱり。
俺は、この異次元世界から抜け出せていないままなんだね。
そこは、イーニシュフェルト魔導学院の
医務室だった。
僕は、そこに寝かされていた。
「あ、おはよう。起きた?」
「…天音せんせー…」
白衣を着た天音せんせーが、俺の記憶にある通りの笑顔でこちらを見ていた。
…。
「大丈夫?具合は。頭、まだ痛い?」
頭、と言われて初めて。
後頭部が、ズキンと傷んだ。
全く身に覚えはないけど、怪我してる…のか?
誰だ?『八千代』が僕を昏倒させる為に殴ったのか?
でも、『八千代』は毒を使って僕を気絶させたはず。
じゃあ、他に誰が…。
「不運だったね。まさか…園芸部の部長さんが振り上げた鍬がすっぽ抜けて、思いっきり君の頭に直撃するとは」
「…」
「…やっぱり痛い?大丈夫?」
「…へーき…」
…何をやってるのさ、ツキナは…。
君は鍬を持っちゃいけない人なんだって。
まぁいーや。ツキナなら許す。
それよりも。
「…ねぇ、天音せんせー」
「うん?何?」
「…『玉響』は…どうしてる?」
俺は、何気ない振りをして尋ねた。
すると、天音せんせーは。
「『玉響』君は、気絶した君をここまで運んできてくれたよ。さっきまでここにいたんだけど…今は、園芸部の方に帰ってる」
「…そーなんだ…」
…やっぱり。
俺は、この異次元世界から抜け出せていないままなんだね。


