「『玉響』に何してるの…?何かの冗談?じゃないよね。今の『八千歳』…本気の殺気だった」
「…」
…そーだよ。
本気で、『玉響』を殺すつもりだったからね。
「どういうつもり?何で『玉響』を殺そうとするの?」
「…『八千代』…君こそ…」
俺はそこまで言って、無意識に膝をついた。
毒だ。
さっき『八千代』が投げたクナイに、毒が塗られていた。
身体に、力が入らない。
『玉響』は無傷。そこに『八千代』まで加勢されたんじゃ、俺に勝ち目は…まー、ないよね。
それどころか、毒のせいで意識が飛びそうだ。
「…君こそ…何で、『玉響』がいる世界に…平気で生きてるんだよ…?」
意識を失う前に、かろうじて俺は『八千代』に聞いた。
君なら知ってるでしょ。
『玉響』が、もうこの世にはいないんだってこと。
『玉響』がいるこの世界は、偽物なんだってことを。
しかし。
「何言ってるの…?僕達は、ずっと三人だったでしょ?『アメノミコト』から抜け出して、三人でイーニシュフェルト魔導学院に入学したんじゃないか」
「…あー…そう…。そーいうこと…」
君も、本物じゃないんだね。『八千代』。
三人で、『アメノミコト』を抜け出して。
三人で、イーニシュフェルト魔導学院に入学して。
三人で、園芸部に入って。
三人で生きて。
…それって、どんなに幸せな世界だよ?
「そーだったら…どんなに…どんなに…」
俺は、それ以上言えなかった。
『八千代』の毒で、意識を失った。
悔しさに滲んだ涙のあまり、視界が歪んでいた。
「…」
…そーだよ。
本気で、『玉響』を殺すつもりだったからね。
「どういうつもり?何で『玉響』を殺そうとするの?」
「…『八千代』…君こそ…」
俺はそこまで言って、無意識に膝をついた。
毒だ。
さっき『八千代』が投げたクナイに、毒が塗られていた。
身体に、力が入らない。
『玉響』は無傷。そこに『八千代』まで加勢されたんじゃ、俺に勝ち目は…まー、ないよね。
それどころか、毒のせいで意識が飛びそうだ。
「…君こそ…何で、『玉響』がいる世界に…平気で生きてるんだよ…?」
意識を失う前に、かろうじて俺は『八千代』に聞いた。
君なら知ってるでしょ。
『玉響』が、もうこの世にはいないんだってこと。
『玉響』がいるこの世界は、偽物なんだってことを。
しかし。
「何言ってるの…?僕達は、ずっと三人だったでしょ?『アメノミコト』から抜け出して、三人でイーニシュフェルト魔導学院に入学したんじゃないか」
「…あー…そう…。そーいうこと…」
君も、本物じゃないんだね。『八千代』。
三人で、『アメノミコト』を抜け出して。
三人で、イーニシュフェルト魔導学院に入学して。
三人で、園芸部に入って。
三人で生きて。
…それって、どんなに幸せな世界だよ?
「そーだったら…どんなに…どんなに…」
俺は、それ以上言えなかった。
『八千代』の毒で、意識を失った。
悔しさに滲んだ涙のあまり、視界が歪んでいた。


