…学院長の…おやつに…悪戯?
したっけ?
したけど。
それはしたけど、でも…え?
今回は、それじゃなくない?
異次元世界の話って、学院長のおやつより優先度低いの?
「おまけに、あんなきっ、きっ、きっ、気持ち悪いもの仕込むなんて!私はね、凄い悲鳴が出たんだからね!喉が千切れるかと思ったんだから!」
「『うきゃぴぇーっ!!』とか言ってたもんね、学院長…。面白かった」
「令月君!面白がらないの!」
『八千代』も何言ってんの?
異次元世界の話は?もうなかったことになったの?
ってゆーか学院長、凄い悲鳴出したんだね。聞きそびれたよ。是非聞いてみたかった。
「大体あんなの、何処で見つけたの!?」
「不死身先生にもらった」
「ナジュ君〜っ!!主犯はあの子か!」
「あいつ、もうクビにしろよ…」
学院長も『八千代』も羽久せんせーも、勝手に話を進めてるけど。
…俺、何したっけ?
あぁそうだ、学院長のおやつに悪戯したんだっけ?
あれは確か、シャネオン駅爆破の一件の前。
ナジュせんせーに勧められて、チョコレートの中にワサビをたっぷり仕込んだんだった。
今のところバレてなくて、いつ爆弾ワサビチョコにぶつかって、奇怪な悲鳴をあげるか、楽しみに待ってたんだけど…。
今日やっと、それに当たったんだ。
さぞや侘び寂びのある味だったことだろう。ワサビだけに。
その悲鳴を聞きそびれたのは、ちょっと残念だっ、
「あ、あんな…ご、ゴキブリ型のチョコを仕込むなんて!びっくりして、後ろにひっくり返りそうになったんだから!」
…ゴキブリチョコ?
…え?何それ?
「よく見つけたな、そんなチョコ…」
「分かんない。不死身先生がくれた」
『八千代』、それいつの話?
何の話?
俺達が仕込んだのは、侘び寂び感じるワサビチョコだったはず。
得体の知れないゴキブリチョコではない。
何処から持ってきたんだ?そんなの…。
「でも、味は普通のチョコらしいから、食べても大丈夫だよ」
「そうなの!?じゃあ食べるよ!ありがとうね!」
食べるんだ。
チョコレートであれば、ゴキ型だろうが何だろうが食べるらしい。
どうかしてるよ学院長。
でも、それは俺の言えた台詞じゃない。
何で、いつの間に、こんな…。
…いつもの日常に、戻ってるんだ?
俺が、内心違和感でいっぱいになっていた、そのとき。
学院長が、思いもよらぬ一言を口にした。
「もうっ…。『玉響』(たまゆら)君はあんなに良い子なのに、二人は何でこんなに悪い子なんだろう。ねぇ羽久?」
「いや、それはナジュのせいだろ。こいつらは、ナジュの言うことを真に受けるから」
…は?
…『玉響』?
したっけ?
したけど。
それはしたけど、でも…え?
今回は、それじゃなくない?
異次元世界の話って、学院長のおやつより優先度低いの?
「おまけに、あんなきっ、きっ、きっ、気持ち悪いもの仕込むなんて!私はね、凄い悲鳴が出たんだからね!喉が千切れるかと思ったんだから!」
「『うきゃぴぇーっ!!』とか言ってたもんね、学院長…。面白かった」
「令月君!面白がらないの!」
『八千代』も何言ってんの?
異次元世界の話は?もうなかったことになったの?
ってゆーか学院長、凄い悲鳴出したんだね。聞きそびれたよ。是非聞いてみたかった。
「大体あんなの、何処で見つけたの!?」
「不死身先生にもらった」
「ナジュ君〜っ!!主犯はあの子か!」
「あいつ、もうクビにしろよ…」
学院長も『八千代』も羽久せんせーも、勝手に話を進めてるけど。
…俺、何したっけ?
あぁそうだ、学院長のおやつに悪戯したんだっけ?
あれは確か、シャネオン駅爆破の一件の前。
ナジュせんせーに勧められて、チョコレートの中にワサビをたっぷり仕込んだんだった。
今のところバレてなくて、いつ爆弾ワサビチョコにぶつかって、奇怪な悲鳴をあげるか、楽しみに待ってたんだけど…。
今日やっと、それに当たったんだ。
さぞや侘び寂びのある味だったことだろう。ワサビだけに。
その悲鳴を聞きそびれたのは、ちょっと残念だっ、
「あ、あんな…ご、ゴキブリ型のチョコを仕込むなんて!びっくりして、後ろにひっくり返りそうになったんだから!」
…ゴキブリチョコ?
…え?何それ?
「よく見つけたな、そんなチョコ…」
「分かんない。不死身先生がくれた」
『八千代』、それいつの話?
何の話?
俺達が仕込んだのは、侘び寂び感じるワサビチョコだったはず。
得体の知れないゴキブリチョコではない。
何処から持ってきたんだ?そんなの…。
「でも、味は普通のチョコらしいから、食べても大丈夫だよ」
「そうなの!?じゃあ食べるよ!ありがとうね!」
食べるんだ。
チョコレートであれば、ゴキ型だろうが何だろうが食べるらしい。
どうかしてるよ学院長。
でも、それは俺の言えた台詞じゃない。
何で、いつの間に、こんな…。
…いつもの日常に、戻ってるんだ?
俺が、内心違和感でいっぱいになっていた、そのとき。
学院長が、思いもよらぬ一言を口にした。
「もうっ…。『玉響』(たまゆら)君はあんなに良い子なのに、二人は何でこんなに悪い子なんだろう。ねぇ羽久?」
「いや、それはナジュのせいだろ。こいつらは、ナジュの言うことを真に受けるから」
…は?
…『玉響』?


