神殺しのクロノスタシスⅣ

翌日。

僕は何食わぬ顔で布団に戻り、いかにも大人しく寝ていました、という風を装った。

勿論、疑われることはなかった。

そしてその日、僕は両親(仮)と共に遊園地に向かった。




…そういえば、遊園地に来るなんて人生で初めての経験だ。

まさか、異次元世界で体験することになるとは。

人生いつ何時、何が起こるか分からないものだ、って羽久が溢していたことがあるけど。

あれは本当だな、と思った。