俺とシルナは、一瞬で臨戦態勢を取った。
杖を握り締め、その人物を睨みつけた。
「お前…誰だ?」
「…」
賢者の石の拾った謎の男が、鋭い眼差しでこちらを見た。
『サンクチュアリ』の人間ではない、と直感した。
あの間抜けで腰抜けで浅慮な、『サンクチュアリ』の人間じゃない。
こいつも…俺達と同じ、魔導師か?
いや、それにしては…何処か雰囲気が…。
「答えろよ。誰なんだお前は」
俺は、再度問いかけた。
杖を握って強がってはいるが、状況はあまり良くない。
何せ俺はさっき、異次元世界を突破する為に、かなりの魔力を消費している。
燃料切れが近い状態なのだ。
一度に大量の魔力を失ってしまうと、身体には相当の負担がかかる。
正直、魔力の消耗による疲労もかなり辛い。
戦えないとまでは言わないが、万全の状態とは程遠い。
傍らにシルナがいるとはいえ、異次元世界から帰還したばかりなのは、俺だけじゃない。
シルナも同様に、相当の魔力を消費しているはずなのだ。
やれるか?手負いの俺達で。この見知らぬ男を…。
「…大丈夫だよ、羽久」
「え?」
俺の不安を見透かしたように、シルナは平然として言った。
「何があっても、君は私が守る。だから絶対に大丈夫」
…。
…そうかよ。
まぁ、お前はそういう奴だったな。
じゃあ、俺も安心して…こいつとやり合うか。
「君は誰?『サンクチュアリ』の人じゃないよね?」
シルナが、改めてその男に尋ねた。
「何で賢者の石を持ってるの?君は…」
「…お前達こそ、何者だ」
謎の男が、ようやく口を開いた。
杖を握り締め、その人物を睨みつけた。
「お前…誰だ?」
「…」
賢者の石の拾った謎の男が、鋭い眼差しでこちらを見た。
『サンクチュアリ』の人間ではない、と直感した。
あの間抜けで腰抜けで浅慮な、『サンクチュアリ』の人間じゃない。
こいつも…俺達と同じ、魔導師か?
いや、それにしては…何処か雰囲気が…。
「答えろよ。誰なんだお前は」
俺は、再度問いかけた。
杖を握って強がってはいるが、状況はあまり良くない。
何せ俺はさっき、異次元世界を突破する為に、かなりの魔力を消費している。
燃料切れが近い状態なのだ。
一度に大量の魔力を失ってしまうと、身体には相当の負担がかかる。
正直、魔力の消耗による疲労もかなり辛い。
戦えないとまでは言わないが、万全の状態とは程遠い。
傍らにシルナがいるとはいえ、異次元世界から帰還したばかりなのは、俺だけじゃない。
シルナも同様に、相当の魔力を消費しているはずなのだ。
やれるか?手負いの俺達で。この見知らぬ男を…。
「…大丈夫だよ、羽久」
「え?」
俺の不安を見透かしたように、シルナは平然として言った。
「何があっても、君は私が守る。だから絶対に大丈夫」
…。
…そうかよ。
まぁ、お前はそういう奴だったな。
じゃあ、俺も安心して…こいつとやり合うか。
「君は誰?『サンクチュアリ』の人じゃないよね?」
シルナが、改めてその男に尋ねた。
「何で賢者の石を持ってるの?君は…」
「…お前達こそ、何者だ」
謎の男が、ようやく口を開いた。

