すぐりが糸魔法で、校内を隈なく探し回り。
更に令月も「怪しい」部分を探って、見つけてきてくれた。
見つかったモノがモノだけに、一つでも残してはいけない、と思い。
急遽聖魔騎士団に連絡し、応援を呼んだ。
エリュティアと無闇、そして事の次第を聞きつけたアトラスとシュニィのルシェリート夫妻まで、わざわざ学院に来てくれた。
まずは早速、エリュティアの探索魔法で、校内と学生寮、校門や外壁に至るまで。
とにかく、イーニシュフェルト魔導学院の敷地全てを、隈なく探してもらった。
とはいえ、既に全てすぐりが見つけてくれていたので、エリュティアの探索魔法に引っ掛かったブツは、一つもなかったが。
すぐりの糸魔法、優秀過ぎるだろ。
まさか、探索魔法紛いの芸当までこなしてみせるとは。
本人は、暗殺者として当然の嗜み、と言っているが。
今回は、それが功を奏した。
見つかったのは、消しゴム型爆弾を始めとした、小型爆弾が20個。
更に、電球やコンセントの傍に仕掛けられていた盗聴器が、同じく20個。
ついで感覚なのかは知らないが、訓練場や教室に、10個のカメラまで仕掛けられていた。
何だ。この探偵モノに出てきそうなアイテムのバーゲンセールは。
笑い事じゃないんだぞ。
ちなみに、カメラと盗聴器の方は、見つけた傍から、令月が小刀で破壊してくれた。
ので、俺達がこうして集まって、この集められたバーゲンセールの山を見ていることを、『サンクチュアリ』の連中は知らない。
一生知らなくて良い。
「こう見てみると、壮観だね〜」
「大変だったろうね。オープンスクールの間に、こんなに仕掛るなんて」
沈黙している大人達とは裏腹に。
子供達は、無邪気な様子で感嘆としていた。
お前ら、不謹慎だぞ。何で敵を労ってんだ令月は。
こいつらは前の職業柄、こういうものは見慣れているんだろうが。
俺達は違う。
そしてこういったものが、学院の中に持ち込まれたことの、事態の重大性を知っている。
だから、無言にもなるのだ。
出来ることなら、子供達二人は、学生寮に帰ってもらいたいところだが。
如何せん、これらを見つけてきたのはこの二人なのだから。
追い返すこともできない。畜生。
すると。
「…悲嘆に暮れていても仕方がない。早いところ、対策を考えよう」
聖魔騎士団長のアトラスが、最初に口火を切った。
「…そうですね。起きてしまったことは、もうどうしようもありません。これから変えられることを変えなくては」
アトラスの妻であり、聖魔騎士団魔導部隊隊長であるシュニィも、アトラスに同意した。
そして。
「…そうだね、二人の言う通りだ」
ずっとしょんぼりモードだったシルナも、ようやく目に生気を宿した。
「こんなときだからこそ、私がしっかりしなくちゃね…。…よし」
シルナは、自分で自分に気合を入れていた。
…そうだな。
起きてしまったことは、どうしようもない。シュニィの言う通りだ。
それは置いておくとして、対抗策を考えなくては。
更に令月も「怪しい」部分を探って、見つけてきてくれた。
見つかったモノがモノだけに、一つでも残してはいけない、と思い。
急遽聖魔騎士団に連絡し、応援を呼んだ。
エリュティアと無闇、そして事の次第を聞きつけたアトラスとシュニィのルシェリート夫妻まで、わざわざ学院に来てくれた。
まずは早速、エリュティアの探索魔法で、校内と学生寮、校門や外壁に至るまで。
とにかく、イーニシュフェルト魔導学院の敷地全てを、隈なく探してもらった。
とはいえ、既に全てすぐりが見つけてくれていたので、エリュティアの探索魔法に引っ掛かったブツは、一つもなかったが。
すぐりの糸魔法、優秀過ぎるだろ。
まさか、探索魔法紛いの芸当までこなしてみせるとは。
本人は、暗殺者として当然の嗜み、と言っているが。
今回は、それが功を奏した。
見つかったのは、消しゴム型爆弾を始めとした、小型爆弾が20個。
更に、電球やコンセントの傍に仕掛けられていた盗聴器が、同じく20個。
ついで感覚なのかは知らないが、訓練場や教室に、10個のカメラまで仕掛けられていた。
何だ。この探偵モノに出てきそうなアイテムのバーゲンセールは。
笑い事じゃないんだぞ。
ちなみに、カメラと盗聴器の方は、見つけた傍から、令月が小刀で破壊してくれた。
ので、俺達がこうして集まって、この集められたバーゲンセールの山を見ていることを、『サンクチュアリ』の連中は知らない。
一生知らなくて良い。
「こう見てみると、壮観だね〜」
「大変だったろうね。オープンスクールの間に、こんなに仕掛るなんて」
沈黙している大人達とは裏腹に。
子供達は、無邪気な様子で感嘆としていた。
お前ら、不謹慎だぞ。何で敵を労ってんだ令月は。
こいつらは前の職業柄、こういうものは見慣れているんだろうが。
俺達は違う。
そしてこういったものが、学院の中に持ち込まれたことの、事態の重大性を知っている。
だから、無言にもなるのだ。
出来ることなら、子供達二人は、学生寮に帰ってもらいたいところだが。
如何せん、これらを見つけてきたのはこの二人なのだから。
追い返すこともできない。畜生。
すると。
「…悲嘆に暮れていても仕方がない。早いところ、対策を考えよう」
聖魔騎士団長のアトラスが、最初に口火を切った。
「…そうですね。起きてしまったことは、もうどうしようもありません。これから変えられることを変えなくては」
アトラスの妻であり、聖魔騎士団魔導部隊隊長であるシュニィも、アトラスに同意した。
そして。
「…そうだね、二人の言う通りだ」
ずっとしょんぼりモードだったシルナも、ようやく目に生気を宿した。
「こんなときだからこそ、私がしっかりしなくちゃね…。…よし」
シルナは、自分で自分に気合を入れていた。
…そうだな。
起きてしまったことは、どうしようもない。シュニィの言う通りだ。
それは置いておくとして、対抗策を考えなくては。


