「ほんとう?」 「うん。約束。だから取りにおいでよ。」 −大きな風 「はわぁ?!」 紙と青い石がついた指輪を サリュの手に握らせると 背中から突き出た物が大きく広がる ばさ… それは少し窄めて落下すると、 勢い良く黒い翼を拡げて 靄のかかる森の中に消えて行った