デス・チケット

「痛てぇな、くそっ!」


怒りを込めた目をこちらへ向ける。


まずい!


このままでは全員ここで捕まってしまう!


スッと背筋が氷ついたとき、ミチオが鍵の束を投げてよこした。


タイセイが手を伸ばしてそれをキャッチする。


「行け!!」


ミチオが叫び、私は目を丸くした。


「ミチオを置いて行けるわけないだろ!?」


「いいから!」


タイセイの叫びにかぶせるようにして更に促す。


ミチオは今1人で2人の男の動きを封じている状態だ。