☆☆☆
想像もしていなかった人が自分の味方になってくれることは、時々ある。
例えばクラスで対立していた女子生徒が体育祭のときに全力で応援してくれたり、テストの点数を競い合っていた子が勉強を教えてくれたり。
その関係はただの敵ではなくて、互いを固めあっていくことのできるライバルだ。
でも今の状況では少しだけ違った。
私とタイセイは片っ端から部屋の鍵を開けて中の幽霊を外へ出していた。
幽霊たちは部屋の中にとどまることもあったけれど、大半が外へ出て関係者たちを抑え込んだ。
「出たな。カマ男」
タイセイの声に振り向くとカマ男がすぐ近くにまで迫ってきていた。
さっきからひっきりなしに聞こえてくる関係者の悲鳴のせいで、その存在に気がつくのが遅れてしまった。
けれどタイセイは落ち着いていた。
カマ男を睨みつけて徐々に距離を開いていく。
想像もしていなかった人が自分の味方になってくれることは、時々ある。
例えばクラスで対立していた女子生徒が体育祭のときに全力で応援してくれたり、テストの点数を競い合っていた子が勉強を教えてくれたり。
その関係はただの敵ではなくて、互いを固めあっていくことのできるライバルだ。
でも今の状況では少しだけ違った。
私とタイセイは片っ端から部屋の鍵を開けて中の幽霊を外へ出していた。
幽霊たちは部屋の中にとどまることもあったけれど、大半が外へ出て関係者たちを抑え込んだ。
「出たな。カマ男」
タイセイの声に振り向くとカマ男がすぐ近くにまで迫ってきていた。
さっきからひっきりなしに聞こえてくる関係者の悲鳴のせいで、その存在に気がつくのが遅れてしまった。
けれどタイセイは落ち着いていた。
カマ男を睨みつけて徐々に距離を開いていく。



