「そろそろだな」
優弥が時計を見て言った。
「なにが?」
私は、本来の目的を忘れて楽しんでいたから、なんのことかわからなかった。
「おまえの好きな場所だよ」
呆れながら言われた。
「あっ!」
「おまえ忘れてたのかよ」
忘れていたことが恥ずかしくなってつい
「ごめん」
謝ってしまった。
すると、私の頭の上にあったかいものがのった。
「まぁ。おまえが忘れるくらい楽しんでたってことだろ」
優弥が私の頭の上に手を置きポンポンしながら言った。
私は、一気に恥ずかしくなって優弥を押し倒した。バランスを崩した優弥は、尻もちをついた。それがすっごく面白くて2人で顔を見合わせて笑いあった。
周りに人がたくさんいるのに何故か私と優弥だけの世界にいる気がした。
優弥とまた笑いあえたこと。それがすっごく嬉しかった。
「じゃぁ、気を取り直して…ほら」
優弥が手を出してきた。
「?どうしたの?」
私は、優弥の手を見つめて首を傾げた。
「手…出せよ」
顔を紅くしながら言ってきた。
「手?」
私は手を言われた通りに手を出した。
すると優弥は、私の手を掴んで歩き出した。
「わっ!」
優弥の横顔をちょっと見てみた。
「行くぞ」
私が見ていることに秒で気づいて顔を隠しながら言ってきた。
私は、クスッと笑って
「はぁい」
半ば引きずられるかんじでついて行った。
優弥が時計を見て言った。
「なにが?」
私は、本来の目的を忘れて楽しんでいたから、なんのことかわからなかった。
「おまえの好きな場所だよ」
呆れながら言われた。
「あっ!」
「おまえ忘れてたのかよ」
忘れていたことが恥ずかしくなってつい
「ごめん」
謝ってしまった。
すると、私の頭の上にあったかいものがのった。
「まぁ。おまえが忘れるくらい楽しんでたってことだろ」
優弥が私の頭の上に手を置きポンポンしながら言った。
私は、一気に恥ずかしくなって優弥を押し倒した。バランスを崩した優弥は、尻もちをついた。それがすっごく面白くて2人で顔を見合わせて笑いあった。
周りに人がたくさんいるのに何故か私と優弥だけの世界にいる気がした。
優弥とまた笑いあえたこと。それがすっごく嬉しかった。
「じゃぁ、気を取り直して…ほら」
優弥が手を出してきた。
「?どうしたの?」
私は、優弥の手を見つめて首を傾げた。
「手…出せよ」
顔を紅くしながら言ってきた。
「手?」
私は手を言われた通りに手を出した。
すると優弥は、私の手を掴んで歩き出した。
「わっ!」
優弥の横顔をちょっと見てみた。
「行くぞ」
私が見ていることに秒で気づいて顔を隠しながら言ってきた。
私は、クスッと笑って
「はぁい」
半ば引きずられるかんじでついて行った。



