「はぇ?デート?」
急に言い出すからすんごい変な声が出た。
「そう。デート」
幻聴かと思った。でも優弥の目は真剣だった。
「どうしたの急に」
私の頭の中は半分嬉しい半分パニック状態になっていた。
「ダメか?」
そこに追い討ちをかけるように優弥がしゅんとしながら言ってきた。
優弥の頭に犬の耳が見えた。
私は付き合い始めた時から優弥のこの顔に弱かった。だから『いい』と言ってしまう。
自分のことをちょろいなと心の中で笑った。
「別にダメじゃない」
私の返事を聞いた途端優弥は、ぱぁっていう擬音がつくぐらに、周りに花がいっぱいとんでるみたいに一気に顔が明るくなった。
「やった!」
私の胸は、キュンと鳴いた。
あぁ私優弥のことが好きだ。
「さて、それじゃ行くぞ」
優弥が私の腕を掴んで言った。
「えっどこに?」
思わず言ってしまった。
優弥は、振り向いて呆れた顔で言ってきた。
「どこって、そんなんお前の好きな場所に決まってるだろ」
「私の好きな場所?」
思い当たる場所が1つもなかった。
私は優弥にそんなことを言った覚えもない。
「とりあえず行くぞ」
「えっちょっ待って」
私は優弥に引っ張られながらついて行った。
目的地に行く間に優弥がお腹すいたって言ったからマックに寄って、ハンバーガー食べて。新しい映画の話になったから映画館行って映画を見て。一緒にスタバ行って。雑貨屋さんでペアルックのネックレスを買って。
財布の中から色んな人が消えていった。
でも楽しかった。
久々にこんな気持ちになった。
色んなことをしてると、時間があっという間に過ぎていった。
急に言い出すからすんごい変な声が出た。
「そう。デート」
幻聴かと思った。でも優弥の目は真剣だった。
「どうしたの急に」
私の頭の中は半分嬉しい半分パニック状態になっていた。
「ダメか?」
そこに追い討ちをかけるように優弥がしゅんとしながら言ってきた。
優弥の頭に犬の耳が見えた。
私は付き合い始めた時から優弥のこの顔に弱かった。だから『いい』と言ってしまう。
自分のことをちょろいなと心の中で笑った。
「別にダメじゃない」
私の返事を聞いた途端優弥は、ぱぁっていう擬音がつくぐらに、周りに花がいっぱいとんでるみたいに一気に顔が明るくなった。
「やった!」
私の胸は、キュンと鳴いた。
あぁ私優弥のことが好きだ。
「さて、それじゃ行くぞ」
優弥が私の腕を掴んで言った。
「えっどこに?」
思わず言ってしまった。
優弥は、振り向いて呆れた顔で言ってきた。
「どこって、そんなんお前の好きな場所に決まってるだろ」
「私の好きな場所?」
思い当たる場所が1つもなかった。
私は優弥にそんなことを言った覚えもない。
「とりあえず行くぞ」
「えっちょっ待って」
私は優弥に引っ張られながらついて行った。
目的地に行く間に優弥がお腹すいたって言ったからマックに寄って、ハンバーガー食べて。新しい映画の話になったから映画館行って映画を見て。一緒にスタバ行って。雑貨屋さんでペアルックのネックレスを買って。
財布の中から色んな人が消えていった。
でも楽しかった。
久々にこんな気持ちになった。
色んなことをしてると、時間があっという間に過ぎていった。



