一緒に帰り始めて1ヶ月経った。
その日も2人で帰っていた。
最近は優弥がいないと生きていけないんじゃないかってくらいずっといる。
私達の一緒に帰る時のルートは、
ゲーセンor本屋→スタバorマック→家って感じ。
今日もいつも通りゲーセンで遊んでいた時だった。
「ねぇ優弥。どうやってとったらいいと思う?」
UFOキャッチャーで物を取ろうとしたけど中々取れなかったから優弥に聞いてみた。
「……」
「優弥?」
いつもはすぐ返ってくる返事は今日返ってこない。
私は優弥の方を見てみると
「優弥!?」
胸を抑えてうずくまっていた。
「うっ…」
私は慌てて駆け寄って
「大丈夫?!どうしたの?!」
「なんでもない。心配すんな」
苦しそうに、痛みに顔を歪ませながらも笑顔で言った。
「大丈夫なわけないじゃん!救急車呼ぶから待ってて!」
スマホを取り出した私の手を握って
「大丈夫だから」
そう言って気を失った。
「優弥?!優弥?!」
私は優弥を抱き寄せて、救急車が来るのを待った。
優弥は近くの総合病院に運ばれた。
付き添いで行ったものの、私は待合室?みたいなところで待たせられた。
その間ずっと優弥が無事なのを祈っていた。
しばらくして医者から命に別状はないと言われ、ほっとした。
医者から優弥の病室を聞き、そこに行った。
優弥は寝ていた。
とりあえず今日は一旦家に帰ろう。
そう思い、家に帰った。
久々に1人で帰る道は寂しく感じた。
次の日私は優弥のところに行った。
でも起きていなかった。
流石に昨日今日で起きないか
私はしばらく病室にいたが、面会終了時間が近付いて来たから家に帰った。
そしてその次の日も次の日も優弥のところに行った。
でも優弥は目を覚まさなかった。
このまま起きないんじゃないかって若干思った。
学校でも。家でも。帰り道でも。
ずっと優弥のことを考えていた。
ずっと不安だった。
それと同時に、自分の気持ちを不思議に思った。
今までこんなことなかったのに。
それで自覚した。
いつの間にか優弥が私の世界の1部になっていたことを。
その日も2人で帰っていた。
最近は優弥がいないと生きていけないんじゃないかってくらいずっといる。
私達の一緒に帰る時のルートは、
ゲーセンor本屋→スタバorマック→家って感じ。
今日もいつも通りゲーセンで遊んでいた時だった。
「ねぇ優弥。どうやってとったらいいと思う?」
UFOキャッチャーで物を取ろうとしたけど中々取れなかったから優弥に聞いてみた。
「……」
「優弥?」
いつもはすぐ返ってくる返事は今日返ってこない。
私は優弥の方を見てみると
「優弥!?」
胸を抑えてうずくまっていた。
「うっ…」
私は慌てて駆け寄って
「大丈夫?!どうしたの?!」
「なんでもない。心配すんな」
苦しそうに、痛みに顔を歪ませながらも笑顔で言った。
「大丈夫なわけないじゃん!救急車呼ぶから待ってて!」
スマホを取り出した私の手を握って
「大丈夫だから」
そう言って気を失った。
「優弥?!優弥?!」
私は優弥を抱き寄せて、救急車が来るのを待った。
優弥は近くの総合病院に運ばれた。
付き添いで行ったものの、私は待合室?みたいなところで待たせられた。
その間ずっと優弥が無事なのを祈っていた。
しばらくして医者から命に別状はないと言われ、ほっとした。
医者から優弥の病室を聞き、そこに行った。
優弥は寝ていた。
とりあえず今日は一旦家に帰ろう。
そう思い、家に帰った。
久々に1人で帰る道は寂しく感じた。
次の日私は優弥のところに行った。
でも起きていなかった。
流石に昨日今日で起きないか
私はしばらく病室にいたが、面会終了時間が近付いて来たから家に帰った。
そしてその次の日も次の日も優弥のところに行った。
でも優弥は目を覚まさなかった。
このまま起きないんじゃないかって若干思った。
学校でも。家でも。帰り道でも。
ずっと優弥のことを考えていた。
ずっと不安だった。
それと同時に、自分の気持ちを不思議に思った。
今までこんなことなかったのに。
それで自覚した。
いつの間にか優弥が私の世界の1部になっていたことを。



