プロローグ

僕が君の前からいなくなったら君は泣くかな?
泣かないでほしいな。
君の泣き顔、君の泣き声
それは、僕を締め付けるから。
泣かせたくない。
世界一大切な人だから。
でも結局泣かせちゃったね。 
できれば笑って生きてほしいな。
僕がいない世界で笑って生きてほしい。
そう思っていたのに。
僕も君も輝く世界を見ないまま終わったね。
見たかったな。最高の景色を。