「気持ち悪いならナースコール押せよ」
抵抗しないのを良いことに、ヒロは首元から聴診器をスルりと入れると勝手に診察を始めた。
「…これぐらい我慢できる」
「我慢する必要なんて、これぽっちもないんですけど」
聴診器を外すと呆れたようにヒロはそう答えた。
「吐きそう?」
「…へーき」
その答えを聞くとヒロはナースコールを押した。
「一之瀬さん、副反応有りなんで対応お願いします」
抵抗しないのを良いことに、ヒロは首元から聴診器をスルりと入れると勝手に診察を始めた。
「…これぐらい我慢できる」
「我慢する必要なんて、これぽっちもないんですけど」
聴診器を外すと呆れたようにヒロはそう答えた。
「吐きそう?」
「…へーき」
その答えを聞くとヒロはナースコールを押した。
「一之瀬さん、副反応有りなんで対応お願いします」

