翌朝、ヒロは目の前の椅子に腕組みをして座っていた。
「で、なぜか目が冴えて眠れず一睡も出来なかったと?」
「ひ、ヒロのせいだよ!あんな事するから」
「あんな事?あぁ…キスしたこと怒ってる?」
「ちょ!大きな声で言わないでよ!!……怒ってないし」
「ふーん。じゃあ嬉しかったんだ?」
「嬉しくない!!」
自分の顔が赤いのも、照れ隠しなのもきっとヒロにはバレている。
「あんなので眠れなくなるなんて、お子ちゃまだなぁー」
「うるさい!ヒロと一緒にしないで」
「はいはい。分かったから、いつまでも騒ぐな。また来るから少しは寝ろよ」
パイプ椅子を折り畳むとヒロはポンっと頭に手を置き部屋を出た。
「で、なぜか目が冴えて眠れず一睡も出来なかったと?」
「ひ、ヒロのせいだよ!あんな事するから」
「あんな事?あぁ…キスしたこと怒ってる?」
「ちょ!大きな声で言わないでよ!!……怒ってないし」
「ふーん。じゃあ嬉しかったんだ?」
「嬉しくない!!」
自分の顔が赤いのも、照れ隠しなのもきっとヒロにはバレている。
「あんなので眠れなくなるなんて、お子ちゃまだなぁー」
「うるさい!ヒロと一緒にしないで」
「はいはい。分かったから、いつまでも騒ぐな。また来るから少しは寝ろよ」
パイプ椅子を折り畳むとヒロはポンっと頭に手を置き部屋を出た。

