just love you

「イジワルでもイタズラでも無いだろ」
「じゃあ何?」
「ただ単純に俺らの出会いは運命だと思ってる」
「…運命は信じないんじゃなかったの?」
「ポジティブな運命は信じるさ」

「ポジティブな運命……」
「凛子の事が好きだ」
「……や、やだ。冗談言わないでよ」
軽くあしらうような笑顔の凛子を俺はじっと見つめた。

一瞬、視線が合ったが凛子はすぐに逸らした。
「返事が欲しい訳じゃないから気にするな。それよりもコレ読んどけよ」
俺はファイルを机に置き部屋を出た。