just love you

「どうしました?落ち着いて下さい」
「…ヤダ。お姉ちゃん。お姉ちゃん!!」

熱のせいなのか、凛子はうわ言を繰り返していた。
「なんでお姉ちゃん…お姉ちゃん…」
このままでは凛子の体にもスタッフにも危険が及ぶ…

正面から腕を掴んでいた俺はクルリと後ろ手に回り凛子を抱きしめた。
「大丈夫、大丈夫だから…」
抱きしめ腕をさすっていると凛子は少しずつ落ち着いてきた。
「…なんでパパ…ママ」
そう言うと足の力が抜け、凛子は俺に捕まれたまま眠りに落ちた。