「あ、もうこんな時間…帰るねご飯食べたし」
「え、もう?ちょ、待ってって」
ガサガサと荷物をカバンに投げ入れると凛子は足早に玄関に向かった。
「待てって。送るよ遅いから」
「ううん、平気。実はさ家、近いんだ。本当。だからかな、昨日間違えたの。じゃあね」
明らかに挙動不審な凛子はそのまま、振り返りもせずに玄関ドアを閉めた。
「え、もう?ちょ、待ってって」
ガサガサと荷物をカバンに投げ入れると凛子は足早に玄関に向かった。
「待てって。送るよ遅いから」
「ううん、平気。実はさ家、近いんだ。本当。だからかな、昨日間違えたの。じゃあね」
明らかに挙動不審な凛子はそのまま、振り返りもせずに玄関ドアを閉めた。

