just love you

「少し失礼しまーす。ゆっくり深呼吸ー」

久しぶりにたくさん歩いたのだろう。
肌に触れると熱を帯びているように感じるが発熱している熱さではないし、鼓動からも異常は感じない。

「きちんと夕食たべて、今夜は早めに休めよ」
服を整えそう伝えた。
「分かってる」
凛子は横になったままそう答えた。

聞きたいことはたくさんあったが、疲れた様子だったのでそのまま退室しようと席をたった。