「...おはよう」

これちゃんと笑えてるのかな?

「...なんかあった?」

菜々は私の変化に気づいてくれる

そんな菜々の言葉に我慢していたものが溢れだしてしまう

「...っうっうぅ...!」

私は泣き出してしまった

幸い教室にはあまり人がいなかったから菜々が私の手を引いて屋上に連れ出してくれた

「ゆっくりでいいよ」

菜々の優しさに甘えちゃうじゃん...!

「実は...」

あったことを全部話した

ゆっくりだったけど菜々は最後まで頷きながら聞いてくれた