斗真と別れてからしばらく呆然と立ち尽くしていることしか出来なかった

斗真が罰ゲームで告白するような軽い人だったなんて...

信じられない...

でもこれが現実だということにも悲しくなる

どれくらい経っただろう

私の足は家に向かって歩いていた

ここからは記憶がなく気づいたら朝になっていた

でもお風呂に入ってパジャマにも着替えてある

宿題だってやってあるし今日の支度もできている

人間って本当にこんなことになるんだ

なんて軽く思いながらリビングへ足を進める

食卓机には朝ごはんが既に置いてあり直ぐに食べた