原素記号

    元素番号 17 塩素

【塩素】
ハロゲン族元素の一。
単体は常温で黄緑色の刺激臭のある気体。
水によく溶け、空気より重い。酸化力が強く、反応性が高い。
きわめて毒性が強く、空気中に微量存在しても人体に影響があり、高濃度では呼吸困難となる。
工業的には食塩水の電解によって作られる。
殺菌・漂白剤、塩酸や塩化ビニルの製造原料などに使用。元素記号Cl 原子番号17。
原子量35.45。

塩素(Cl2)
常温では緑黄色の気体で特有の強い刺激臭をもち,水にわずかに溶解します(20℃で水の約2.2倍)。
容易に液化できるボンベまたは特殊タンクに入れて取り扱われ,化学,製薬,金属精錬,製紙,漂白等の工場のほか,上下水道での消毒等にも広く用いられています。
大気汚染防止法の有害物質(排出基準30mg/Nm3)及び特定物質

物質名
塩素
英語名
Chlorine
元素記号
Cl
原子番号
17
分子量
35.4527
発見年
1774年
原子半径(Å)
1.01
融点(℃)
-101
沸点(℃)
-34.11
密度(g/cm3)
3.21
比熱(cal/g ℃)
0.116
イオン化エネルギー(eV)
12.967
電子親和力(eV)
3.615
名詞
塩 素(えんそ)

原子番号17、元素記号Clの非金属元素。ハロゲン元素。単体は常温常圧では黄緑色の刺激臭がある気体である。
(俗語) 水などの消毒に用いられる次亜塩素酸ナトリウム。
語源
宇田川榕菴が『遠西医方名物考補遺』、1834 で使用