元素番号 12 マグネシウム

マグネシウム【magnesium】
金属元素の一。単体は銀白色で軽く、展延性に富む金属。リボン状・粉末状にしたものは閃光(せんこう)を発して燃える。菱苦土石(りょうくどせき)・苦灰石などに含まれ、地殻中に広く分布し、海水中にはナトリウムに次いで多く存在。動植物体では重要な構成成分の一。工業的には塩化マグネシウムの電気分解などで還元して得る。写真撮影のフラッシュ、純金属製造用の還元剤や軽合金に利用。元素記号Mg 原子番号12。原子量24.31。
マグネシウム
比重1.741、融点651℃の、工業用金属ではもっとも軽い輝白色金属元素の一つ。現在は、腐食への対策も技術的にクリアされ、高性能ホイールなどに使われる ようになっている。 
物質名
マグネシウム
英語名
Magnesium
元素記号
Mg
原子番号
12
分子量
24.305
発見年
1808年
原子半径(Å)
1.6
融点(℃)
651
沸点(℃)
1097
密度(g/cm3)
1.74
比熱(cal/g ℃)
0.25
イオン化エネルギー(eV)
7.646
電子親和力(eV)
0

生物学用語辞典
マグネシウム
英訳・(英)同義/類義語:magnesium

原子番号12のアルカリ土類金属に属する典型元素。マグネシウムイオンが多くの酵素反応に必要であるため、生存に必須の元素である。
水質用語集
マグネシウム(Mg)
マグネシウムは生物にとって必須金属で、神経の伝達や酵素反応などさまざまな働きをしています。地殻中には約2.3%、海水中には約1300mg/リットル含まれています。主な用途としては、金属マグネシウムとして、断熱材、アルミニウム合金、鉄鋼材料等、マグネシウム塩として食品の豆腐の凝固剤や農業用等があります。
健康関連用語辞典
マグネシウム
人体内に存在するミネラルで、植物にはクロロフィルの成分として含まれています。