絶望のち愛

それからも、リハビリを頑張った。

毎日のように内堀先生は、病室にいてくれたり、リハビリ室に来てくれたり、私のリハビリを見守ってくれていた。

私は、ただの患者。
内堀先生には、ただの患者にしか見えていない。
勘違いしない、勘違いしない。
自分に言い聞かせる。