目の前にあった棒につかまりなんとか立つ あれ?家の前に棒なんかーって この棒動くぅぅー?!



(はぁッはぁッッはぁ)
嘘でしょこれふつーに人だし多分男の人だしー走ってるしー
意味がわからない!何か言おうとも知らない人だと人見知りがぁーー

「あっあの!」
「止まってください!」 ようやく言えたぁ~! 
  
 気づいた男の人はすぐ手を離してくれた
「ごめんなさい!」…?謝罪?なんで?   「え、?なんでですか?」
「えっ?」  「えっ?」…「アハハッッ君、面白いな!ふつー知らない人に引っ張られたら怖がるだろ?」

「ホントだ…」

「でも、私その時逃げたかったので助かりましたありがとうございました。」

「いや、俺こそいきなり引っ張ってごめん、でも?何から逃げてたんだ?」

やばい初対面の人とこれ以上喋るとしんどい…この人よく見たらすっごく顔の形整っているし

「話す必要ないと思います。では!」
からの全力ダッシュっで逃げる!!一応逃げるっていうのは私の得意技

後ろを向いて気づく、ん?ここどこ?  「すいません逃げようとして申し訳ないんですがここどこですか?」

じっと見つめると彼の額から汗がたれた 「ごめん俺もわからない。」

…まいごぉぉぉー????