真上から見下ろす未紘くんは、フッと薄く笑って。
色っぽい、熱っぽい表情で自分の唇を舌で舐めながら。
「……湖依のぜんぶ抱きたくなる」
「っ……」
「息ができないくらいキスして……俺の与える刺激で可愛く乱れて……欲しがっておかしくなって」
「あぅ……っ」
首筋から胸元……お腹のところ。
全身にキスを落とされて……甘い刺激にクラクラする。
「俺がこんな触れたいと思うのは湖依だけだよ」
「……っ、ぅ」
「だから湖依も……もっと俺のこと欲しがって」
そんな甘いこと言うのずるい。
今日あらためて住む世界の違いを感じたのと、未紘くんに好意を寄せてる女の子はたくさんいるのがわかって。
だから、こんなに素敵な人の隣にいるのがわたしじゃ不満を持つ人だってこれから先も出てくると思う。

