「ぅ……っ」
もう身体ぜんぶ熱くて。
これはお酒のせいじゃなくて、未紘くんが触れるから。
「……こんなところで発情しちゃった?」
他の人から死角になるテラスの陰にいるとはいえ、ここ外なのに。
頭では抑えなきゃって思うのに、発情した状態の身体は全然言うことを聞いてくれない。
未紘くんだけが欲しくなるばかり。
「湖依から可愛くおねだりしてほしいけど」
「……?」
「身体つらそうだから今は甘やかしてあげる」
「んっ……」
フッと目の前が暗くなって、やわらかい感触が唇に落ちてきた。
求めていたものが与えられて、身体全身にピリッと電気が走ったみたいにビクッと跳ねて。
「……少し触れただけでそんなきもちよさそうな顔して」

