「……あんま気分よくない?」
「ん……なんか熱くてふわふわしてて……」
「テラスで夜風にでもあたる?」
未紘くんに支えてもらいながら、誰もいないテラスのほうへ。
日中の暑さが残っていなくて、少し風があって肌に触れるとすごくきもちいい。
「……なんか湖依いつもよりふわふわしてんね」
「あっ……さっきのお酒のせいかも……です」
「飲まされたの?」
コクッとうなずくと。
「はぁ……アイツら全員しっかり顔覚えてるから。俺の湖依にこんなことするとかいい度胸してるよね」
飲んだのは少しだったけど、あんまり強くないのか酔いが回ってるのかな。
ずっとふわふわしてる。

