どこに行くのか聞こうとしたけど、前を歩く未紘くんは不機嫌オーラ全開。
空いてる教室に入った瞬間――ガチャッと鍵がかかる音がして。
「……んっ」
何も言わずに唇が重なった。
急なことにびっくりして、キスから逃げようとしても。
逃がさないってグッと唇を押しつけてくるから。
「ま……って……」
「……待たない。キスさせて」
扉に身体を押さえつけられて、キスがどんどん深くなっていく。
我慢できないって、何度も求めるように唇を重ねて。
息するタイミング全然つかめない。
前みたいに発情したからキスしてきてるの……?

